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Posted by ミリタリーブログ at

2022年05月29日

ひとりごと その十 第四世代



みなさんこんにちは。

今日は第四世代についてひとりごとしたいと思います。
第四世代は第三世代の発展版です。第三世代では固くて短いスプリングを使うことをお話をしました。しかしこのやり方でもピストンは慣性の法則よろしく弾を射出した後も加速したままシリンダーヘッドに衝突します。それなら弾の射出後ピストンがシリンダーヘッドに衝突しなければいいのではないか、と思いませんか?それが第四世代の考え方です。
考え方はわりと簡単で固くて短いスプリングを使用し、ピストン、スプリング、スプリングガイドボスがお互い離れないように接続してしまいます。そうすれば弾を射出したあとでも絶対にシリンダーヘッドにピストンに着座しないので、結果衝突音はしないことになります。
この手法にエアダンパーシャフトを組み合わせると弾の射出後の空気の破裂音が和らぎます。
ピストンがシリンダーヘッドに着座しないとはいえシア解放時のスプリングのキック音や発射音は聞こえるので、完全無音にはなりません。ただ第四世代に成功すると第一世代~第三世代のカスタムよりもワンランク上の小音に驚くでしょう。
当然ながら第四世代にも欠点はあります。第三世代と同じく固いスプリングを使用するので、コッキングは重くなります。またスプリングが短いため丁寧にコッキングをしないと弾の複数装填事故が起きます。この欠点を解消するのが第五世代以降になります。

  


Posted by かりめろ at 23:00Comments(0)VSR10

2022年05月22日

ひとりごと その九 銃の紹介その①


みなさんこんにちは。

今日はマルイさんのエアコキG3A3の紹介です。小音カスタムは第三世代になります。
バレルは電動ガンのノーマルを流用してます。スプリングは電動ガンのM120を短くして搭載しました。パッキンは宮川ゴムさんです。初速は93mです。
音量は67db前後、マズルから1.5m離れた所から測定してます。なお電動ガンのCAR15は95db、ソーコムMk23は65dbでした。
カスタムのコンセプトは「まさかのエアコキG3」です。初めてのフィールドに持ち込み「あの人まさかのエアコキだぜ!?」って思わせるイヤらしい銃にしました。射程は30m~35mくらい。40mからは体を狙わないと厳しいです。緩やかなホップなのでコントロールしやすいです。
  


Posted by かりめろ at 23:00Comments(0)エアコキ

2022年05月15日

ひとりごと その八 第三世代


みなさんこんにちは。

前回は発射音を小さくしようとのことでサイレンサーについてひとりごとしてみました。今日はVSR10小音カスタム第三世代についてひとりごとしたいと思います。
第三世代は「短くて固いスプリングを使う」です。
ノーマルのVSR10は長くて柔らかいスプリングを使うことで軽いコッキングでパワーを実現してます。昔のAPS-2やスーパー9などのハイパワーカスタムは固くて長いスプリングを使うことが一般的でしたが、今のカスタムもまだその名残がみられるように感じます。
ボクらが取り組んでいる小音カスタム第三世代のコンセプトは、「弾を射出した後のスプリングテンションをなくしたい」です。
VSR10の小音カスタムをして気づいたことなんてすが、弾はピストンがシリンダーヘッドに着座する前に射出されているんですね。ならばスプリングを短くして、弾を射出した後のスプリングテンションをなくせばいいのではないか、と思いたったわけです。この方法だとパワーがかなり低下するので、ある程度固いスプリングを使用して初速を稼ぎます。これなら第一世代のクッション材、第二世代のエアダンパーシャフトと併用すればかなり小音化すると考え取り組み、実際効果はありました。
この考えは従来通りの「長いスプリングを使う」というカスタムの概念があるうちは到達できないことでしょう。
このカスタムにも問題点はあります。ノーマルのVSR10よりコッキングの引きが重くなること、VSR10のノーマルシアではシリンダーの戻しが重くなることです。またスプリングレートの長さや固さの選定も苦労します。ピストンがシリンダーヘッドに触るくらいか触らないくらいの長さにスプリングをカットして、それで好みの初速を出すためにどのくらいの固いスプリングがいいのか。ボクは何本もスプリングを無駄にしましたが、それは今データとして残っており、カスタムの指針となって生きてます。
もしこの記事で興味を持たれた方はぜひトライしてみてください。ここである程度苦労すると次の第四世代以降のカスタムに結び付きます。  


Posted by かりめろ at 23:00Comments(0)VSR10

2022年05月08日

ひとりごと その七 サイレンサーについて③サイレンサーの構造


みなさんこんにちは。

今日はサイレンサーの構造についてひとりごとします。
先日ユーチューブで外国の方がサイレンサーの紹介をしてました。ネット社会になってサイレンサーの構造や効果など手軽に知ることができのはホントにありがたいことです。
さてトイガン界のサイレンサーはどうかと言うと、ボクらが研究を始めた90年代からほぼ変化してません。その中でマルイさんのVSR10 Gスペックのサイレンサーはなかなかの力作だと思います。あれで容器の肉厚がもう少し厚く、小音材をメラミンスポンジに替えたら化けそうですね。
サイレンサー研究されてる多くの先輩方がいる中で今回はあえて持論を展開したいと思います。なぜならボクらがしている手法がネットで見当たらないからです。この手法もまだ研究段階ですので、一つのアイディアとして見ていただけると幸いです。

1.チャンバー
ボクらのサイレンサーは取り付け(マズル)側に膨張室(チャンバー)があります。弾を押し出したエアをまっすぐ抜けないようにチャンバーでエアを膨張させて停滞させます。その後吸音材に音を吸音させようという考えです。容量はサイレンサーの20%くらいでしょうか。195mmサイレンサーならチャンバー室を2ヵ所設けることができそうですね。
2.しきり板

しきり板は何人かの先輩方が披露してまされているように小音効果あります。しきり板を取り付けることにより各吸音室でしっかりと音を吸収しているのだと思います。しかし吸音材にしきり板をつけただけではいけません。発射エアによってしきり板が動き小音むらがでます。しきり板が動かないよう固定する必要があります。ボクはクリヤーファイルを筒状にして仕切り板を固定してます。
3.しきり弁
しきり板の発展版で、しきり板に切れ込みを入れたゴムシートやビニルテープなどを張り、発射エアの停滞を促します。サイレンサーの出口に切り込みを入れたビニルテープを張る手法も同じ考えですね。施工すると初速が下がるので加工方法や枚数、素材に工夫が必要です。ボクの最近のお気に入りは薄いウレタンスポンジです。発射エアを完全に密閉はできませんが、抜弾性やの良さと耐久性の高さが良いです。

4.エア抜き穴
サイレンサーの取り付け側に2mmくらいの穴を2,3こ開け、サイレンサー内の発射エアを後ろ(射手側)に抜きます。射手側に音とエアを抜く代わり前に行く音を減らせます。これは好みがありますし、またうちの一番のサイレンサーにはエア抜き穴がないのでまだまだ研究の余地ありです。

もし「このやり方は音が消えるっ!!」って情報ありましたらぜひ教えてくださいね。  


Posted by かりめろ at 23:00Comments(0)VSR10

2022年05月01日

ひとりごと その六 サイレンサーについて②サイレンサーのサイズ


みなさんこんにちは。

今回はサイレンサーのサイズについてひとりごとします。
今いろんなサイレンサーが巷に出回ってますね。ショップさんや先輩方のいろんな意見は参考になるかと思います。
さて発射音を小さくしたいなら当然サイレンサーは容量が大きい方がいいと思います。5m離れてもわからないくらい小音化したければ、太さ300mm長さ4mのサイレンサーならいいと思います。はい冗談です。実際に銃に取り付けて使用することを考えたら長さや太さは自ずと決まってくるかと思います。
ボクの中で市販品サイレンサーで小音効果の高いものは、MP5のSDサイレンサーだと思ってます。しかし取り回しやエイミングに難があるのでおすすめできません。
ボク自身は自分のゲームスタイルや装備を鑑みコンパクトな直径35mm長さ110mmのショートサイレンサーを好んで使ってます。ショートサイレンサーは小音効果が低いので小音効果を高める励みにもなってます。
なお今手元にあるサイレンサーで一番良く小音できてるモノは直径32mm長さ150mmのサイレンサーです。たぶん直径32mm長さ195mmのサイレンサーなら結構小音できると思うのですが、ボクのサバゲースタイルには長すぎるため試してはいません。ロングレンジスナイパーさんやサイレンサーが長くても困らない方なら195mmサイレンサーはおすすめします。
次回はサイレンサーの構造についてひとりごとします。
  


Posted by かりめろ at 23:00Comments(0)VSR10